大分市石炭産業科学館

三池炭鉱ほりだし物語 第4回 開催
安尾さんと坑内から救出されたベニアジサシ

三池島は大牟田市の沖合約5.5kmにある人工島です。

三池炭鉱の坑道の換気用竪坑として1970年に建設されました。

坑内の換気向上に貢献した一方、吸気口から野鳥が吸い込まれ、犠牲となっていました。

しかし、ある炭鉱マンの行動によって、状況は劇的に改善されていきます。

彼は1993年7月から翌年5月にかけて、三池島の吸気口から吸い込まれて地下520mの坑底で生存している鳥を保護し、わずか10か月で16種140羽もの野鳥を再び大空に羽ばたかせました。

それからおよそ20数年経った現在、三池島は絶滅危惧種であるベニアジサシやコアジサシの非常に貴重な繁殖地となり、鳥たちの楽園と呼ばれています。

三池炭鉱ほりだし物語 第4回は、その(元)炭鉱マン「安尾 征三郎」さんに、ご講演いただきます。

【12月7日 追記】
12月14日 (木)、FMたんと(79.3MHz)にて午前9時20分から20分間、安尾さんがご出演されます。
どうぞお聴き逃しなく。

講師 安尾 征三郎(元炭鉱マン)
演題 三池島 野鳥保護の記録と荒尾干潟
とき 平成29年12月16日(土) 14:00から15:30まで
ところ 大牟田市石炭産業科学館 オリエンテーション室
料金 どなたでも参加無料・参加自由
問合せ 大牟田市石炭産業科学館
TEL 0944ー53ー2377

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