【時代の生き証人の肉声を聴く】
平成8年9月、四山鉱竪坑櫓、爆破解体。ワインディングタワー式と呼ばれるこの竪坑櫓は、国内では5基しか造られず非常に貴重なものであったものの解体されました。
解体当日、関係者、近隣住民、各メディアなどが、その最後を看取るため現地に集まるなか、蒲池さんもそこにいました。
昭和33年、三井三池鉱業所四山鉱に配属され約20年以上、青春を共にした櫓の解体をどのような想いで見つめていたのでしょう。
令和4年度 掘り出し物語 第4回は元三池炭鉱労働組合書記長、元荒尾市議会議員を務めた蒲池哲夫さんから見た三池炭鉱の歴史が語られます。
【三池炭鉱掘り出し物語とは】
大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブと共催で隔月1回、三池炭鉱にかかわる人々から貴重な話を聞く、連続講演会。
三池炭鉱をとりまく歴史や技術、社会など様々な側面から、多くの炭鉱関係者に語ってもらうことで、三池炭鉱の物語を掘り出し、今後に伝えていくことを目指しています。