大分市石炭産業科学館

春の企画展「官営三池炭鉱の時代」 開催のお知らせ

 江戸時代に始まった三池の石炭産業は、明治6 年(1873) から明治政府によって経営されるようになりました。
 初めは西洋の技術者、後に国内で養成された技術者の手により西洋技術が導入され、模範炭鉱として成長しました。
 出炭量も増加し、三池の石炭は外貨獲得のため海外へ送られました。戦前の三池炭鉱の特色であった、囚人による炭鉱での労働も官営化とともに始まっています。
 明治22 年(1889) に民営化されるまでの16 年間の官営時代に、近代三池炭鉱の土台が築かれたのです。

 官営化から150 年の本年、石炭産業科学館は、日本最大の炭鉱「三池炭鉱」のはじまりの物語を綴ります。

日時 令和5年3月7日(火)~5月14日(日)
9:30~17:00
※毎週月曜休館(祝日の場合は翌平日
場所 石炭産業科学館 企画展示室
料金 無料(常設展示室観覧は有料)
主な内容・展示物 ・蒸気機関が導入された大浦坑の様子を描いた「稲荷村大浦炭坑山之図」
・集治監で使用された「槍」
・團琢磨が思い出を語った「懐旧談」
・払下げ直前に配布された「三池砿山碑建設義捐金募集広告」

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