大分市石炭産業科学館

令和5年度 三池炭鉱掘り出し物語 第1回 「115年の記録更新中!!今も稼働している三池港秘話」
1908(明治41)年三池港開港前の写真(閘門内側から撮影)

【時代の生き証人の肉声を聴く】
 ―築港をしておけば、いくらか百年の基礎になる―
 三池港築港に際し、こう述べた團琢磨は、将来の門扉取り替えに備えて予備のグリーンハート(水密材)を海中に沈め保管しました。
 時は流れ、昭和27年と昭和58年に、これはとり出され、門扉の取り換え作業が行われました。
 そして、團琢磨のその言葉通り、三池港は115年経った現在でも稼働しています。
 令和5年度 掘り出し物語 第1回は、昭和58年の工事でグリーンハート(水密材)の取り換えに従事した、松藤 義文さんに、当時の様子や、三池港の秘話などを語っていただきます。
 ここでしか聴けない時代の生き証人の肉声を、どうぞお見逃しなく。

【講師プロフィール】
 松藤 義文(三池鉱山(株)三池港務所技術部OB・(株)九州ビルシステム社長)
 
昭和29年生まれ。
 昭和51年 三井鉱山㈱入社。
 三池港務所技術部配属され、昭和58年三池港閘門の取替作業等に関わる。
 昭和61年6月~ 九州事務所 不動産業務等に関わる。
 平成26年1月 三井鉱山㈱(現日本コークス工業㈱)定年退職
 平成26年2月~令和元年6月 三池港物流㈱
 令和元年6月~㈱九州ビルシステム

【三池炭鉱掘り出し物語とは】
 大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブと共催で隔月1回、三池炭鉱にかかわる人々から貴重な話を聞く、連続講演会。
 三池炭鉱をとりまく歴史や技術、社会など様々な側面から、多くの炭鉱関係者に語ってもらうことで、三池炭鉱の物語を掘り出し、今後に伝えていくことを目指しています。

■日時:令和5年8月26日(土)14:00~15:30(開場13:30)
■会場:大牟田市石炭産業科学館 オリエンテーション室
■料金:無料。事前申し込み等不要。
■主催:大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ 大牟田市石炭産業科学館


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