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2020年5月7日に運行停止となった炭鉱電車は、荒尾市による万田坑で保存されたのに引き続き、地元企業の白石自動車によって新たに2両が保存されました。
北磯町に完成した保存施設「炭鉱電車ステーションゼロ」には、11号と19号電車の2両が静態保存され、今年4月の施設完成後は毎月第3土日に一般公開されています。
今回の展示では、かって北磯町にあった三池浜駅が三池鉄道の起点であったことから、テーマを『0キロポストへの回帰~11号&19号電車の軌跡~』とし、2両の炭鉱電車の現役時代を、炭鉱閉山前から運行停止前後までの写真で振り返ります。
また『南阿蘇鉄道の復活と九州の鉄道』として、2016年4月に発生した熊本地震から、2023年7月に全線復旧した南阿蘇鉄道をメインに展示します。そして、今年3月で運行停止となった「SL人吉」を惜しんで、これまでのSL運行の軌跡を写真でたどります。