大分市石炭産業科学館

旧三川電鉄変電所(㈱サンデン本社屋)
現㈱サンデン本社屋
 この建物は、隣接地にあった発電所で起こした電力を、鉄道用に変電する施設として建てられた、れんが造りの建築物で、明治42年(1909)以前に建設されたものです。
建物のアーチ型部分
建物のアーチ型部分
 東西約33m、南北約17mの切妻平屋建てで、赤れんがをイギリス積みにして建築され、窓や出入り口などの開口部はすべて上部をアーチ型に組んでおり、しゃれた意匠となっています。
 旧三川電鉄変電所は現所有者の強い意向で保存がなされたもので、現在は㈱サンデンの本社屋兼倉庫となっている。平成12年12月、国の登録文化財になりました。

参考資料
  福岡県の近代化遺産、大牟田宝もの100選

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